堀江泰子名誉顧問・元会長告別式

３月１３日（月）９時３０分

閑静な街並みの中にある東京博善代々幡斎場にて、ご家族と関係各界の大勢の方々に見守られる中ご会葬は執り行われました。

会場は故人泰子先生が生前お好きだった紫色の胡蝶蘭等の花々に溢れ、葬儀なのにこれまで経験したことのないような暖かい雰囲気に包まれていました。式は神式にて執り行われ最後の喪主の挨拶は、夫で１０２歳になられる堀江正夫様。乱れることのない矍鑠とした語りでの７４年間に渡るご夫婦の深い歴史の振り返りは、人間味に溢れ悲しみに沈む我々参列者が諭されているかの如くでした。

喪主、堀江正夫様挨拶。

「私が百二歳でもこうして元気でいられるのは料理研究家の家内のお蔭だと感謝しています」

「ただ、飫肥から上京して料理研究家に成るまでは来る日も来る日も料理の研究で、その味見役をさせられたものでした。」と秘話を披露されていました。

写真はＮＨＫテレビ番組　今日の料理　

ＮＨＫテレビでの一コマ。日本の料理研究家の草分け的存在でした。

http://www.nhk.or.jp/archives/search/special/detail/?d=selection015　

ＮＨＫアーカイブより

泰子先生92歳の誕生日でご主人とのツーショット。

ご覧の通り、ご主人正夫さんとは本当に仲睦まじいご夫婦でした。

故 泰子先生のご冥福をお祈りいたします。

平成２９年３月３日

在京日南の会を会長として支えていただいた、堀江泰子さんが逝去されました。９４歳でした。

「私は日南が大好きなの！」と、こよなく故郷日南を愛し、料理研究家として数多くの料理番組に出演されていました中にも日南の郷土料理を織り交ぜて紹介されている姿にもその想いの一端が窺えたように思います。

堀江さんは飫肥の実業家であり貴族議員でもあった高橋源次郎家に生まれられました。

現在飫肥本町に在る祈念館、高橋源次郎邸がその生家です。

写真は高橋家に伝わるひな人形の「鼓」です。

堀江泰子さんの生家、現材の高橋源次郎邸祈念館（日南市へ寄贈　日南市飫肥）

「私は日南が大好きなの！」と、こよなく故郷日南を愛し、日本の料理研究家として数多くの料理番組に出演される中にも日南の郷土料理を紹介されている姿にその想いが伝わってきます。

写真は９２歳の誕生会でのもの、紫色の服が大好きでした。

３月３日はひな祭り。

飫肥の高橋家に伝わる見事なひな人形でのひな祭りは、毎年恒例行事ですが今年は特別の日と成りました。

堀江泰子様

これまで在京日南の会へのご支援に心より御礼申し上げると共に

ご冥福をお祈りいたします。

在京日南の会　一同