”百歳を生きて” 堀江正夫先生 講演会


日 時:平成27年11月5日(木)13:30~
会 場:ハリウッド大学院大学105号室
    東京都港区六本木 6-4-1ハリウッドプラザ10階

主 催:在京日南の会 文化部(部長 山城秀子)

堀江正夫さんの略歴

・ 0歳 大正4年 新潟に生まれる

・14歳 で陸軍幼年学校

・17歳 陸軍士官学校予科(1年間自宅療養)

・21歳 陸軍士官学校本科

・23歳 第11連隊補充隊付(北支出征・連隊旗手)

・23歳 陸軍中尉・歩兵砲中隊長

     北支-南支(広東)ー北支(山東)ー北満ー南支(広西)ー佛印ー中支を転戦

     この間上陸作戦4回

・25歳 陸軍大尉

・26歳 陸軍大学校入校

     堀江(飫肥の高橋家)泰子さんと結婚

・28歳 第51師団参謀(東部ニューギニア出征)

     陸軍少佐

     第18軍参謀

・30歳 帰国、復員

・    宮崎県日南市在住(林業に従事)

・37歳 警察予備隊入隊 3等警察正

     第1幕僚幹部第3部 警備班ー業計班

・39歳 2等陸佐

・40歳 北部方面総監部第3部防衛班長

・44歳 1等陸佐 陸幕第3部業務計画班長

・47歳 第43普通科連隊長(都城)

・48歳 陸幕第3部副部長

・50歳 陸将補

     東部方面総監部防衛副長

・52歳 同上幕僚長

・54歳 陸将 第3師団長

・55歳 陸幕第5部部長

・56歳 陸幕副長

     西部方面総監

・57歳 退官

・62歳 参議院議員

     沖縄北方、安保、外務各委員長

     自民党 参議院議員成長副会長、国防部会副会長、国防議員連盟事務局長

     日本戦略研究センター理事長

     日本パプア友好議員連盟副会長

     全国自衛隊父兄会副会長 等々

・74歳 参議院議員任期満了

     叙勲 勲二等旭日重光章

     日本郷友連盟会長

     英霊にこたえる会会長

     日本パプアニューギニア友好協会会長

     東部ニューギニア戦友・遺族会会長  等々

・99歳 白寿

・100歳 平成27年6月16日

 

 

本年平成27年6月16日で100歳を迎えられた堀江正夫さんに「百歳を生きて」

というテーマでご講演頂きました。

・何故百歳まで元気に生きる事ができたのか。

・旧帝国陸軍幼年学校時代の、病弱に苦しまれたことから学ばれた事。

・盧溝橋事件後の中国で、中隊長として第一線に立たれた時の経験談。

・15万人が亡くなられ、熾烈な戦で知られるニューギニアでの戦場

等々、実際に敵弾の飛び交う現場で経験された方でなければ語ることの出来ない貴重なお話でした。

とても、一度の講演で話せることではなく、もっともっとお聞きしたい想いでした。

尚、このご講演のビデオは堀江正夫さんのご長男高橋正純さんより放映の許可を頂いておりますので

後程添付させていただきます。

以下、講演の内容です。ノーカットでお送りします。

以下、講演の内容です。ノーカットでお送りします。

講演後会場でのこと。

濱田和子(旧性谷口)さんの義父の日高岩男さんも陸軍少佐としてニューギニアに出征していらっしゃったとの事で、堀江さんにご存知か尋ねたところナント「日高くんは同級生だよ」との即座に反応されて濱田さんはその奇遇さに感激、そしてその堀江さんの記憶力に感激されていました。

因みに濱田さんの父上谷口義実さんも陸軍少佐、ルパング島での小野田少尉が発見され「上官の命がなければ投降出来ない」と要求され時、元上官として任務解除の命を行うためルパング島に行かれ話題になられた方です。

講演の後、山中祥弘会長、長友筆頭副会長、高橋正純副会長、講演会の企画部門である文化部長の山城秀子さん交えて団欒。

内閣総理大臣よりの賞状。

この他に「純銀の銀杯」があります。


 

出席者との記念撮影。

堀江先生長時間の講演まことに有難うございました。

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コメント: 4
  • #1

    小林幸治 (火曜日, 28 6月 2016 02:14)

    初めまして。
    私は日本陸軍の勉強をしているものです。
    旧陸軍大学校出身の方がまだご健在とは知りませんでした。
    また講演会を開催するようでしたらぜひ参加させていただきたと思います。

  • #2

    伊勢木 俊昭 (火曜日, 28 6月 2016 04:59)

    小林様、コメントありがとうございます。
    何かの縁でしょうか、本日まさに堀江先生のお宅にお伺いする予定に成っています。
    今のところ講演会の予定は無いのですが、お元気な内に皆さんとご一緒に貴重なお話を聞けたらと思っています。もし小林様の方で他にご希望者がいらっしゃれば企画も有り得るかと思います。
    ご連絡お待ちして居ます。
    本日お伺いする要件は、日高岩男旧陸軍少佐のお墓が見つかったとの現地からの知らせが在った件の報告と、今後の対応に関してご相談をする為です。
    尚、日高岩男旧陸軍少佐率いる、鰐工作隊の記録は部下であった徳野明旧陸軍軍曹長が「鰐工部隊とパプア人マンドル」を出版されていて詳しく知ることが可能です。

  • #3

    中井百合子 (木曜日, 31 8月 2017 19:33)

    私の父も18軍の猛部隊です
    全然何も判らない状態です
    何かお聴きしたいのですが堀江先生に連絡の方法は、ありませんでしようか。帰還された方にあって色色訪ねましたが、不明です。

  • #4

    伊勢木 俊昭 (イセキ トシアキ) (金曜日, 01 9月 2017 04:32)

    以下のメールアドレスにご用件いただければ、堀江先生に取り次いで見ます。ご高齢に付ご希望叶うかどうか分かりませんが、ご長男に取り次ぎさせて頂きます。
    tokk1950@gmail.com  伊勢木
    もし、メールが出来ないようでしたら携帯電話、090-2535-7823
    へ連絡お願いいたします。